05:めめ菓子工房
本特集「きくラジオ、みるラジオ、よむラジオ」は、2025年7月から12月にかけて実施する、ラジオ番組「JK RADIO TOKYO UNITED」(J-WAVE)とのコラボ企画をまとめたものです。特集の詳細や各回の情報はこちらをご覧ください。
ゲスト出演
めめ菓子工房 店主 伊藤ホサナさん
めめ菓子工房は、「目と手でドキドキワクワクするお菓子を」というコンセプトをもとに、こだわりの素材を使い、季節の移ろいを表現した和菓子と洋菓子に、手話というエッセンスを加え、独自の世界観を表現する菓子工房兼店舗です。
みるラジオ
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DENWA RELAY SERVICE EYES ON THE FUTURE
この動画は、J-WAVE とのコラボコーナーを映像にした「みるラジオ」です。
コーナーで紹介したインタビューを手話でお届けします。
ジョンカビラ/ジョンカビラお届け中。
~JK RADIO~ TOKYO UNITED。
ここからの時間は、電話リレーサービスEYES ON THE FUTURE
このコーナー、毎月最終金曜日は
聴覚や発話(声を出すこと)に困難のある聞こえない人と聞こえる人との電話を
通訳オペレータを介してつなぐ「電話リレーサービス」。
このサービスを使って社会課題と向き合う団体の皆さんにインタビューし、
そのアクションについて発信します。
今日お話をうかがうのは、
横浜市青葉区でお菓子のお店「めめ菓子工房」を営む伊藤ホサナさんです。
伊藤さんご自身も、耳が聞こえない「ろう者」です。
では、伊藤さんに、電話リレーサービスの手話通訳オペレータを介しお話をうかがいます。
(呼び出し音)
通訳オペレータ/電話リレーサービスです。
耳の聞こえない方などへ
手話通訳を通してお電話します。
双方のお話をすべて通訳いたします。
おつなぎしますので、少々お待ちください。
ジョンカビラ/電話をかけると、
このようなアナウンスがあります。
まずは伊藤さんのお店、「めめ菓子工房」についてうかがいます。
こちらは、どんなお店なのでしょうか?
伊藤/はい、めめ菓子工房では、
国産の、体にやさしい、安心安全な素材を使って、
和菓子と洋菓子を日々丁寧にお作りしています。
どちらも「手話」というエッセンスを加え、
「めめ」独自の世界観を表現する菓子工房 兼 店舗です。
ジョンカビラ/はい。「めめ菓子工房」のお菓子の中には
先ほどお話にもありました「手話」というエッセンス、
手話のモチーフを取り入れたものもあるということですが、
具体的にこれはどのようなものなのでしょうか?
伊藤/手話の形をモチーフにしたクッキーですとか、
人気の商品のパッケージにも手話や目のモチーフを入れています。
例えばクッキーなんですけれども、指文字の「めめ」、
あるいは「ありがとう」という手話の形のクッキーを作っています。
それを見たお客様が、それに興味を持って話しかけてくださり、
自然にお菓子がコミュニケーションのきっかけになっています。
ジョンカビラ/はい。お店の名前「めめ菓子工房」というのは、
どのような由来でつけた名前なのでしょうか?
伊藤/手話は、目と目を合わせて会話をすることがとても大切です。
そしてその「め」を2つ並べて「めめ」と名づけました。
見ることで広がる世界を、お菓子を通して表現したいという想いが込められています。
ジョンカビラ/はい。
ちなみに、手話ができないお客様とのコミュニケーションは
どのようにしてとっていらっしゃるのでしょうか?
伊藤/お客様に対しては身振りや、
それから指差し、筆談などを使ってできるだけ自然にやりとりしています。
来られるお客様が、手話ができないから話しかけづらいという雰囲気にならないように、
まずは目を合せえて、笑顔で。
そして、ろう者の挨拶である手をあげる動作をしてお客さんを迎える。
そういった雰囲気づくりをいつも意識しています。
ジョンカビラ/はい。「めめ菓子工房」は去年、
実店舗をオープンされたということですが、
この1年で印象深いエピソード、
シェアしていただけますでしょうか?
伊藤/はい。ある親子が来店されました。
お子さんは幼稚園くらいの子だったんですけれども、
私が手話で話しているのを見て興味を持って、
「次に来るときに手話を覚えてこようね」っていう親子で会話されていたようです。
それがとてもうれしくて、印象的でした。
ジョンカビラ/はい。最後になりますが、
「めめ菓子工房」を通して伝えたい未来へのヴィジョンとは、
どのようなものなのでしょうか?
伊藤/はい。手話やろう者は、特別なものではなく、
日常生活の中、社会の中に当たり前に存在しています。
「めめ菓子工房」も、今後50年、100年と、ずっと残していきたいと思っています。
そのために私の代で終わりにするのではなく、
ろう者の雇用も含めて、体制を現在作っているところです。
材料も、ろう者が作ったこだわりの素材を全国から集めて、
今後増やしていきたいと思っています。
ジョンカビラ/はい。そのような想いが次の世代へと語り継がれ、
そしてその中に、手話が
まさにおっしゃったように、特別なものではなく、
日常の中に自然とあるという環境が
広がればいいと祈っております。
伊藤さん、ありがとうございました。
伊藤/ありがとうございました。
ジョンカビラ/横浜市青葉区にある「めめ菓子工房」
店主の伊藤ホサナさんにお話をうかがいました。
お店の営業日や場所については、
「めめ菓子工房」の公式ウェブサイトをぜひご覧ください。
ちなみに、お菓子は オンラインでも販売されています。
この番組のXにも情報を掲載させていただきますので、
クリック、チェックその先へ、お願いします。
そして今回利用した「電話リレーサービス」。
聞こえる人、つまり私と、伊藤さんとの電話の会話を
手話と音声で通訳していただきました。
その様子、動画に収録して、「みるラジオ」として公開しております。
こちらは電話リレーサービスの公式ウェブサイトでご覧いただけます。
こちらもぜひ、チェックよろしくお願いします。
J-WAVEのロゴと電話リレーサービスのロゴ
※1年間の期間限定公開です。
きくラジオ
11月28日(金)10:20より放送されました。放送後1週間はradikoにてタイムフリー視聴が可能です。(無料)
-JK RADIO-TOKYO UNITED | J-WAVE | 2025/11/28/金 09:00-11:30
タイムフリー視聴リンク
よむラジオ
J-WAVE: JR RADIO TOKYO UNITED のEyes on the Future コーナーブログをご覧ください。