【手話版】電話リレーサービス利用規約

第9条 サービスの内容(手話・音声解説付き)

手話動画を含むコンテンツです 対象: すべての人
掲載日 : 2024年04月01日
テキスト解説を読む

原文を手話に訳した内容を字幕表示しています。
正確な記述に関しては原文または本動画クローズドキャプションをご参照ください。

第9条 サービスの内容

1 登録をした利用者又は登録に係る従業員利用者以外の者は、電話リレーサービスを利用することはできません。

2 電話リレーサービスの利用は、アプリ又は利用者サイトにより行わなければならず、アプリ又は利用者サイトから電話リレーサービスを利用するためには、電話リレーサービスの提供のために財団が用いるシステムにログインすることが必要になります。

3 電話リレーサービスの提供のために財団が用いるシステムには、同時に複数のログインはできません。当該システムにある端末からログインしている場合に、別の端末からログインをしたときは、先にログインしていた端末は、当該システムから自動的にログアウトされます。

4 通訳オペレータは、通話内容が極めて専門的で、通訳を継続することが困難な場合には、利用者及び相手方にその旨の説明をします。

5 電話リレーサービスでは、通訳オペレータは、利用者の手話又は文字による表現と相手先の音声による表現をそのまま通訳します。通訳オペレータは、利用者の代わりに質問したり、交渉したり、調整したりすることはできません。

6 電話リレーサービスは、毎日 24 時間利用することができます。

7 電話リレーサービスは、相手先への発信及び相手先からの着信のいずれも行うことができます。

8 電話リレーサービスは、利用者及び相手先のいずれも日本国内のみにいる場合に利用することができます。

9 手話通訳では日本の手話と日本語の発話との通訳を、文字通訳では日本語の文字と日本語の発話との通訳を行うものとします。

10 手話通訳及び文字通訳の選択は、次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定めるとおり行うものとします。なお、通話の途中で、手話通訳又は文字通訳を変更することはできません。
 ① 緊急通報の発信の場合 手話又は文字の選択は不要(いずれでも対応)
 ② 緊急通報以外の発信の場合 利用者が発信の際に手話通訳又は文字通訳のいずれかを選択
 ③ 着信の場合 利用者が登録の際に選択した手段(変更をした場合には、変更後の手段)

11 電話リレーサービスで発信する場合には、アプリ又は利用者サイトに相手先の電話番号を入力することが必要となります。通訳オペレータに直接相手先の氏名・名称や電話番号などを伝えて通話することはできません。

12 電話リレーサービスで発信する場合には、相手先には、登録に係る電話リレーサービス用の電話番号(第4条第 14 項の規定により通知された電話番号)が通知されます。ただし、相手先の電話番号が次項⑤(フリーダイヤル)である場合には、それに代えて、財団の指定する電話番号が通知されます。

13 電話リレーサービスでは、次に掲げる電話番号への発信ができます。ただし、相手先の設定等により利用できない場合もあります。
 ① 固定電話番号
 ② 音声伝送携帯電話番号
 ③ 特定 IP 電話番号
 ④ 緊急通報番号(110,118,119)
 ⑤ フリーダイヤル(0120,0800)

14 電話リレーサービスでは、次に掲げる電話番号への発信はできません。
 ① 緊急通報及び 189 を除く 1 から始まる 3 桁の番号(104,188 等)
 ② #から始まる 4 桁の番号(#7000~#9999)
 ③ 特殊サービスとして用いる 0AB0 番号(0130、0140、0160、0170、0180、0570、0910、0990)
 ④ 010 から始まる国際接続番号
 ⑤ 00XY で始まる番号(001~、005~、0070、マイライン、その他)

15 電話リレーサービスは、遠隔地にいる相手先との間での通話を通訳するものです。利用者と同じ場所にいる相手先との間での通話に利用することはできません。

16 電話リレーサービスでは、相手先が応答せず、又は相手先との通話が終了した場合には、通訳オペレータとの接続も終了します。そのまま、再度同じ相手先に発信を行い、又は他の相手先に発信を行うことはできません。

17 電話リレーサービスで同時に行うことができる通話は、1つのみであり、通話を行っている際には、新たな発信や新たな着信を行うことはできません。

18 利用者は、電話リレーサービスの利用に当たり、通訳オペレータを選択することはできません。通話が終了した直後に、同じ相手先に発信する場合でも、同じです。

19 通訳オペレータは、通話の途中で交代する場合があります。

20 緊急通報の利用を行う場合には、使用するスマートフォン端末、タブレット端末又はパソコン端末において位置情報の通知設定をするとともに、アプリ又は利用者サイトへの接続に使用するブラウザにおいて位置情報の通知設定をして、位置情報を通知することが必要です。

第9条 終わり

(一財)日本財団電話リレーサービスは、電話リレーサービスの利用に関する条件について、利用者との間で「利用規約」を定めており、利用者のみなさまにはサービス利用前に同意していただいています。

なお、動画内の字幕(オープンキャプション)は、利用規約の原文(日本語)を手話に訳した内容を表示しています。
正確な表現に関しては、日本語による原文または各動画のクローズドキャプション(CC)をオンにしてご確認ください。

【利用規約原文(日本語)】
電話リレーサービス利用規約(2024年4月1日一部改正)


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