クリエイティブワークス

令和4年度 TVCM/デジタル広告「つながる」篇

対象: すべての人
掲載日 : 2022年07月19日

―はじめてした電話をおぼえていますか?―

きこえる人にも知ってほしい「手話で、文字で、電話を通訳。」電話リレーサービス

このたび、本サービスへの認知を広げる目的からCMを制作致しました。本CMは、地上波(全国区)のほか、YouTubeやSNSでのWEBCMも予定しています。

2021年7月に公共インフラとして開始した「電話リレーサービス」は、聴覚や発話に困難のある方(以下「きこえない人」)とそれ以外の方(以下「きこえる人」)の会話を、通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」とを通訳することにより、電話で即時双方向につなぐサービスです。
このたび、きこえない人が電話をかける際に相手方となる、きこえる人への認知を広げる目的から「はじめてした電話をおぼえていますか?」をキーコンセプトにCM動画を制作致しました。

テキスト解説を読む

この動画は、拡張音声解説版です。女性のAI音声でサイト内の視覚情報を解説しています。
画面中央に「電話リレーサービス」のロゴ。「手話で、文字で、電話を通訳。」

♪~電話リレーサービス

リビング、一人スマホを見つめ、思い悩む女性。

はじめてした電話をおぼえていますか?

女性が見ていたのは、フレンチレストランの予約サイト。大きく「電話予約のみ」の文字。
女性は、電話リレーサービスのアプリを開く。意を決したように「手話」のボタンを押す。
レストラン、黒いスーツの男性スタッフが電話に出る。

📞"こちらは電話リレーサービスです"
📞"耳のきこえない方などからの
📞お電話を通訳しております"

女性がスマホ画面に映る通訳オペレータに向かい、手話で話し始める。

📞友人の就職祝いをしたいので…
📞…来週の水曜日は予約できますか?

後日、レストランの店内に3人の女性。電話を受けたスタッフが、ケーキを持って登場。
ケーキのサプライズに目を輝かせる主役の女性。
大喜びする主役の両側で、友人たちが拍手を表す手話。両手を上げてヒラヒラと揺らす。
予約した女性の笑顔、微笑む男性スタッフ。

手話で、文字で、電話を通訳

今回登場した3人の通話図を表示。
きこえない人ときこえる人の間に通訳オペレータが介することで、手話や文字を双方向に伝えるサービス。

電話リレーサービス

言葉のバトンを持ったオウムのリレーちゃんと、「日本財団電話リレーサービス」のロゴ。

本CMについて

放送日:2022年7月19日(火)より放送開始
放送地域:全国区で放送予定。その他YouTubeやSNS等のWEBCMも放映予定。

制作について

広告や表現に知見のある当事者らと構成した「広告戦略会議」※を立ち上げ、本CMのコンセプトワークに取り組みました。CMのろう監修は映画監督でありろう者の今井ミカさんが担い、主演は俳優でろう者の長井恵里さんが務めました。
またCM内の「電話リレーサービス」のサウンドロゴの制作は、いきものがかりの水野良樹さんが担当しました。

※石川絵理さん(TA-net事務局長、ダイアログ・イン・サイレンスアテンド)、江副悟史さん(トット基金日本ろう者劇団代表)大橋弘枝さん(俳優)、志村真介さん(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事)、松森果林さん(聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐUDアドバイザー、タイアログ・イン・サイレンスアテンド)などが参加。[氏名カナ順]

 


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